YMCA神田 RBプロジェクトX


「前代未聞のRB競技大会」

〜ドレスコード(服装規定)の無いルールブックへの挑戦〜
   
「YMCA神田 RBプロジェクトX」は、ラケットボールに熱い情熱を抱き、使命感に燃えて、 「神田YMCA最後の陣 大奥四十八手RB競技会」と言う画期的で前代未聞な競技会開催を実現 させた「ラケットボールに熱ーい思いを持ったプレイヤーたち」を主人公とする「RB仲間とクラブ メンバーの一部知られざる物語」です。

2002年5月14日、神田YMCA売却という新聞発表。神田YMCAのラケットボールを絶やすまいと走り回ったメンバーの努力、その底力を見せ付けたサタデートーナメントを初めとする数々の競技会開催…。 今まで神田YMCAラケットボールメンバーは英知を駆使し、個人の力量を"チームワーク"という形で開花させてきました。
そして、その集大成とも言える「神田YMCA最後の陣 大奥四十八手RB競技会」。その成功の陰にはどのようなドラマがあり、数々の障害はいかなる秘策で乗り越えられたのか。 レポートでは、参加者・協力者たちの「挑戦と爆笑・唖然・呆然、混沌の物語」を描くことで、今、再び、新たなチャレンジを迫られている21世紀日本のラケットボールプレイヤーに向け「挑戦への勇気」を伝えられると思います。
  

    
2月22日土曜日は今にも泣き出しそうなどんよりと曇った寒空で幕を開けた。 朝9時半より競技会役員の準備が始まり10時頃より挑戦者たちのチェックインが開始されました。 ビジターのプレイヤーも続々と駆けつけて、11時の開会式を迎える頃には、48名の競技会参加者もほぼ揃い、メインの対抗戦が始まる前から、早くもコスプレ準備の光景もちらほらと、見え始めていました・・・・。 「やはりコスプレは競ってこそ華!!」「コスプレをした選手の行動は誰にも止められない!!」「一度コスプレを楽しんだ者は、一生その病魔に取り憑かれる!!」と言うことが参加者全員に痛いほど良く判った1日でもありました。
試合は、各チーム6名のダブルス15点1ゲームマッチのリーグ戦から始まり、各リーグの同位によって順位決めの決勝戦が行われた。 試合内容は他の大会同様白熱した内容でしたが、ナースや女子高生、ウエイトレス等、女性コスプレ挑戦者を見る男性挑戦者の羨望の眼差しは特筆すべきところがあり、目を潤ませ、鼻の下を伸ばした男性挑戦者の群れを見ると、今までに感じたことの無いほどの悪寒を感じてしまう筆者でした。
それ以上にダチョウ違った・・・  白鳥になりたかったジュゴンがボールを必死に追う様は「江ノ島水族館のアシカショー」を彷彿とさ、網タイツにレオタード姿の選手達が登場後は、新宿2丁目を思わせる非常にマニアックな感動の光景で、観客も喜ぶ者、目を背ける者の2つに分かれていました。(もちろん目を背ける者が非常に少なかった事は事実ですが・・・。)

通常であれば2コートで48名の参加者を捌くのは大変だろうと主催者が考えた事も杞憂に終わり、必要以上!?? に過激なコスプレにより昼を過ぎるあたりからは、コートの内も外も宴会状態・・・・・。(これで良いんだろうか?? もしかしたら、プレイヤーと観客の心を同時に高揚させる力を持つ、これこそがスポーツの原点なのかもしれないと言う想いが筆者の頭を過ぎったのです。) この盛り上がりは競技会終了後の、パーティー・2次会のカラオケへと続き参加者の溢れんばかりのパワーと情熱は留まること無く深夜まで神田の街を賑わせたのでした。

 


Y神田ラケットボールプレイヤーとして
 〜失われたものと私たちがそれを求める意味〜 

人々は必ずしもスポーツに対し何か失ったものを探しているだけではないでしょうし、いろいろな意味でスポーツが好きで、スポーツクラブに通うことも大変結構なことです。 しかし多少なりとも「Y神田の閉鎖で失った」ホスピタリティを求めようという意識を持つ人たちには、是非ともそれを諦めずに自ら他の活躍の場所を見つけてラケットボールを続けて欲しいと言う思いを禁じえません。
 今までラケットボールを通じて見つけたものや、打ち込んだものを育てて行く、また見つからなければ砂に水まくようにでも自らが作って行くという行動こそが、今日本のラケットボール界で「失われようとしているもの」なのかもしれません。 それに気づかなければ将来も「誰かが、何かがY神田(ラケットボール)を無くしてしまったのだ」とつぶやくだけに終わってしまうのでしょう。

Y神田が無くなっても、まだまだしばらくはマネー・マーケットにとって神田という土地は稼ぐ材料の供給源として機能してゆくことでしょう。 全国のスポーツクラブやラケットボールコートが次々と閉鎖されるような状況の今、かなわぬこととはいえ、自らを律することのない暴れまくる怪物のような経済マーケットにかく乱されることなく、スポーツを愛しラケットボールを愛する人々が毎日明日を信じて、ひとりひとりが小さな努力を積み重ねてゆける世界が少しでも永く続くことを、夢見る今日この頃です。 金融システムをはじめ経済システムやビジネスシステムは人間の心と体を幸福にするために人間の智恵が生み出したものではなかったのか? そんな問いが私の頭の中でこだましています。

バブルやクラッシュで荒廃するのは経済だけではありません。 愁うべきは人の心の荒廃でしょう。 
迷いに満ちた前世紀から続く人々の所行を目の当たりにするにつけ、近代資本主義は共産主義を制圧したのかもしれないが、ライバルであった共産主義がほろび去ったそのときに、恐竜のように自らの終焉をその体内の目覚まし時計にすでにセットしてしまったように感じます。

競技会打ち上げ会場を後にして、交通渋滞の中の私は、上空を飛ぶ飛行機の窓からは延々と連なるテールランプの列のなかのただの点にすぎず、見分けることはできないでしょう。 いつの間にか雨上がりの空は晴れ、夜空を飛行する夜行便航空機の行く手には僅かながら星が煌めいています。 
美しく点滅する飛行機の航行灯を見つめながら、少しずつ小さくなって星空に吸い込まれてゆく機体のなかにいる見ず知らずのだれかに向かって私は問いかけるのです。 もうすぐ、YMCA神田も神田ラケットボールチームも過去のものとなってしまうでしょう。 しかし、私達に必要なのはなによりも希望、そして大切なのはラケットボールによって培われた、明日につながる毎日の自分の努力を信じることではないでしょうか、と。



なお、いつもであればレポートは、Y神田の文豪であり広報・接待担当役員の桝屋先生にお願いするところでありますが、先生が「黒網タイツ症候群」を発症し病気療養中であり、Y神田の榎本が代わりにレポートさせていただきました。
                                                      
                                              YMCA神田 榎本祐司

神田YMCA最後の陣 大奥四十八手RB競技会を支えた挑戦者たち

ハプニングブロック
コロンビア号
機長 市村(Y神)
四ツ谷(コナ市) 冨田(GGY馬車道)はるみ(コナ市)マリア(Y神)チヒロ(Y神)
エンデバー号
機長 新村(Y神) 
鱸(コナ津)野辺田(Y神)大沢(コナ津)チャコ(コナ津)坂本佐(GGY馬車道)
チャレンジャー号
機長 浦野(Y神)
マン谷(GGY馬車道)吉川(Y神)清ママ(コナ市)黒崎(Y神)武田(コナ津)
ディスカバリー号
機長 山崎(Y神)
平林(Y神)宮田(GGY馬車道)ハニー(かに座星雲)丹羽(GGY馬車道)ヒロノ(Y神)

歌劇団ブロック
花組 
トップ 本多(Y東陽)
栗原(Y神)植村(GGY馬車道)堀田(Y神)鈴木(コナ津)エレナ(Y神)
月組 
トップ 吉田(GGY馬車道)
榎本(Y神)杉本(Y学)山本(GGY馬車道)オーターラ(Y神)オーノ(Y神)
雪組 
トップ 関口(コナ市)
長四郎(Y神)アーロン(Y神)高橋(GGY馬車道)井之上(Y神)近藤(Y神)
よろこび組 
トップ ヒデハル(Y神)
清田(コナ市)坂本♂(GGY馬車道)舛屋(Y神) 和田(コナ津)石川(GGY馬車道)